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香満園からの阿川蚵仔麺線【2024年12月台北⑤】

4. 【2日目】朝からグルメ旅 → 午後はツアー参加!

2日目は午前中に散策を楽しみ、午後からKKdayのツアーに参加する予定でした。中正記念堂や永康街を歩いて、「御牛殿麵食鍋物」で刺身牛肉麺を食べる… そんな計画をしていたのですが、前日に家族から「写真の漁師バッグ、追加でほしい!」という連絡が入り、急遽予定を変更。再び油化街へ向かうことにしました ( ´∀` )


◆ 香満園で大人気の魯肉飯

翌朝8時頃、MRTに乗って雙連駅へ。駅のすぐ近くにある魯肉飯の有名店「香満園」で朝ごはんをいただくことに。混んでいるかなと思いましたが、タイミング良く並ばずに入れました。

香満園   

お店に着くと「魯肉飯?」と声をかけられるほど人気メニューのようで、私たちは魯肉飯(30元)、香菇赤肉羹(60元)、滷鴨蛋(20元)、滷豆腐(20元)を注文。口頭でのオーダーなので、香菇赤肉羹の発音が難しくて1回で通じず、少し焦りましたが、看板を指さしながらもう一度チャレンジして無事にオーダー完了。目の前に並んでいるお惣菜も指差しでオーダーすることができます。料理が運ばれてきた時に、現金でお支払いしました。

魯肉飯は脂っこさがなく、八角が入っていないのでクセが控えめで万人受けする同じだと思いました!朝からペロリと食べられちゃいます。煮卵や煮豆腐も朝食にぴったりの優しい味つけでとっても美味!!辛いのが平気な方は卓上調味料を使ってみるのも良いと思います♪

スープは魚介だしが好きなら「魚丸湯(40元)」、とろみ餡の中華スープが好きなら「香菇赤肉羹(60元)」、セロリっぽい香りが好きなら「金針赤肉湯(60元)」がおすすめ。屋台スタイルですが席もあり、店員さんもテキパキしていて、快適に朝ごはんを楽しめるのでおすすめです!!

 


◆ 阿川蚵仔麺線で2度目の朝ごはん

まだお腹に余裕があったので、「阿川蚵仔麺線」にも立ち寄り、総合麺線(70元)と総合寿司(40元)を注文。麺線は日本の温そうめんに近いイメージで、カツオ出汁のような和風スープ。そこに柔らかく煮込まれた牡蠣や大腸が入っていますが臭みや硬さは一切なく、苦手な方でも食べやすいと思います。何もいれなければ出汁の濃厚な味が楽しめて、日本人なら嫌いな人はいないのではないかと思いますが、好みに合わせてパクチーや卓上のニンニクで味変ができるので、一杯でいろんな味を楽しめるのも魅力だと思います。パクチー好きの私としてはたまらないお味で、日本でも食べたいくらいです。(個人的には西門の有名店より好きでした)

店員さんも丁寧で、片言の日本語で調味料の説明をしてくれました。来月から原材料高騰で値上げ予定の張り紙がありましたが、こちらの麵線は本当に絶品なので、また近くに寄ったら必ず再訪すると思います!!

阿川蚵仔麺線1  阿川蚵仔麺線2


◆ 漁師バック再び&慢工快活珈琲で休憩

食後は油化街へ戻って、家族から頼まれた漁師バッグを追加でゲット。散策途中で立ち寄った永楽市場ではちょうど飲食スペースが開いていたので、コーヒーが飲みたくなり、「慢工快活珈琲」さんにお邪魔しました。

なんとなくホットコーヒーを頼もうとしたら、オーナーの女性が日本語メニューを出してくれたのですが、これがすごい! 浅煎り・深煎りはもちろん、苦味や酸味、そして独特なフレーバーまで選べる本格派でした!

可愛いカップ( ´∀` )  普通のコーヒーなら50元ほど、スペシャリティコーヒーでも100元ほどと価格も良心的です。ニコニコと非常に温かい接客で、サイフォンで丁寧に入れられたコーヒーは本当に美味しく、おまけのビスケットまで美味しく頂きました。フレーバーは日本ではあまり見ない物まであり、本格的でかつとっても魅力的なお店で、良い体験になりました。もし自宅の近所にあったら、通いつめたと思います。オーナーお一人でされていたので、観光シーズンだと混みあうのかもしれませんが、このエリアに来たら次回もこちらで休憩したいと思います♪


◆ 台北駅でツアー集合 → 野柳地質公園へ

午後はKKdayのツアーに参加するため、MRTで台北駅へ移動しました。吹き抜けのホールに巨大なクリスマスツリーがあり、規模の大きさに圧倒されます。この周辺は、段ボールで寝ている方も見受けられるのですが、人通りも多く危険は感じませんでした。

九扮・十扮エリアはバスや電車でも行けますが、郊外なので交通の便が落ちるのと、移動距離があって疲れがちなので、ツアーやチャーターで行くと楽です!今回はちょうど直前セールでお得になっていたKKdayのツアーを発見したので参加しました。直前割引に加えて、1人参加で1人無料キャンペーンをしていたので、1人1000円ほどと破格でした。これはオフシーズン旅行のおかげですね。

まず向かったのは「野柳地質公園」。バスで約1時間ほど移動すると、観光バスが何台も駐車している漁港の一角に見えてきます。12月はカニが旬とのことで、市場にはたくさんの生きたカニが並んでいましたよ。ここは海に突き出た岬で、雨風や波の浸食でできた不思議な形の岩が見どころのジオパークです。台湾のカッパドキアとも呼ばれるこの公園は人気スポットの一つで、観光シーズンには入場規制されるほどなのだとか。

  

特に「クイーンヘッド」は浸食が進んでいて、そろそろ消えてしまうかも…と言われています。写真撮影のために行列があるのですが、側面からであればこのように撮影できます。初めて訪れましたが、今のうちに見られてよかった! たまたま九扮・十扮ツアーに含まれていたので“おまけ”かなと思っていましたが、思いのほか興味深いスポットで、12月でしたが寒くもなく快適で大満足でした。


ツアーの後半は、次の記事へ続きます!

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